しんきろーのりくつ

 

 

再度確認したいのは きのうまでよりあしたのことで

日没までのゆらゆらに あのこを少しかさねてみるけど

 

だいそれたことです 恋をするなんて

どだいむりなことです かたることばのはしから

 

 

 

視力がおちた頃から するどくにぶいこころとか

わらってやってください あのこにとどけなかったいろいろ

 

はじをしれ はじを 三色の虹なんて

はじることも知らずに のこのことここまで

 

 

ゆらゆらただよって

放たれた矢が

命中する頃には

とおに夜は更けて

 

 

 

なんだったっけな もぅ 明日から最後までの手紙を

雑多なこのせかいでふつうに 見過ごしてる輝くいろいろ

 

ゆらゆらはこの胸に 必ず生きつづけて

残りの色もこの目に

素直にわかるときまでね。