Unnaturally
たらレバな感じを忘れられない わたしたちの
グレープフルーツの 海に 置いていかれるのが こわくて
でも 今度こそこそこそは 違った道にふみこもうと
決断しました 夕暮れ やっと
あいたいときにあえなくても あいたいと想ってくれる あいをあいを
だれかから感じれなかった 電波が嫌いです
「ほんとう」とか 都合良い きりはりを 探すのに 疲れて
エンドレスを ちょっと 止めたいな とか 思ってる
あなたは できるだけのシンプルを 提示するけど
わたしは いつだってこころだけは ナチュラリー を 求むんだ
とても不自然なのに。 なのにね
かきまぜる氷が小さくなっていくと 口にした1本のワラからさよならの味がする
はと胸を 大きくそらして あくびした ネコみたいなわたし
髪をなでてくれる あの手は 手は どこにもないです
ぼやけていく憧憬の匂いをかげば しめったかみとえの具とやさしいタバコだ
マイナスマイなすに慣れてしまってたけどそんな引き算ばかりよろしくない
壁の色 ぬりかえること 勇気がなくても きっとできるよ
あじさいいろの月は 内側から どんどんあったまってきて
よく見ると 砂はまを ペンギン柄の パンツの彼が 泳いで
そばにいさせてくださいと いえなくてもてまねく こえをこえを
あなたにもう呼んでもらえない この名前が嫌いです
「まちがい」とか 最終的に だれのせいでも なくて
およそ 0,何秒の空白を おいて リスタートすることもできたはずだから
あなたが 傘の先端 指し示すシンプルに
わたしは チョークで ナチュラリー と題をつけるんだ
とても 不自然だから。 だからね。