くうきのくうき

 

 

 

頬に手をあててずっとなやんでいたのです

 

あなたのことにずっとやんでいたのです

 

 

 

ハピネスというものをつかみたいと  思ってはいるけど

 

コーヒーをすすってはお砂糖をいれ続けたのです

 

 

 

ねぇ あの煙の向こうに なにがあるんでしょうね

 

一体 ひとの痛みとは なんなんでしょうね

 

 

 

 

 

 

くちづける約そくを わすれていたわけではないのです

 

眼の片隅ではあのこを追うのに必死だったのです

 

 

 

偉そうなかををして 段段を降りるけれど

 

私の歌は いつも本心ではなかったのです

 

 

 

ねぇ いま こころを 揺さぶるものは

 

明日 私を公園のブランコで泣かすでしょうか

 

 

 

わからないこともあるのだと かしこくならなくてよいのだと きっとだれかのこえがほしいのです