こっそりと太陽

 

 

午後には ほんとうのことを話そうといきおい込んでいたのに

 

咳が出て

 

咳が出て

 

せきの所為にして

やめた。

 

ほら ねぇ ほら

きこえましょおに。太陽というあの遠くのが だれかをよびながら しずむ。

 さみしそうに こちり こちり 秒針みたいに しずむ。

 

 

 

午前には することがたまっているというのに

寝ていた。

 

こわいゆめを

 

みたくなくて

 

よなか中おきておいたので   つかれたのよ。

 

ああ やぁ もう

ルウズリイフのあなから見た 太陽とかいうあれが あんなに泣いているのに

      だれも きづかずに おやつを食べている。 おなかに おさめている。

 

 

 

サンセット さんらいず サンライズ さんせっと

     むしめがねを持って 一緒にクッキーをつくろう。

サンセット さんらいず サンライズ さんせっと

     こわれていくものを 一緒になおしたいね