あね。

 

 

あたまのてっぺんから水をかけられたみたいだ

おねぇちゃん あたしはあなたに長年 おもいをもってた

すごくプラスチックで すごくガラスな

あなたに ながいこと 鎖で 絶対につながれてた

 

火遊びなんかじゃないよ

ほんとうに燃えてた

2人の大事なかこは 燃えて灰になってしまったよ

 

あたたかい言葉なんていつもうそばかりで

笑っちゃいそうなけいはくな人ばかりで

そんななかで あなたの顔だけは 本当のつもりだった

 

おねぇちゃん なまえをよんでももぅ

かがみのおくでゆっくりゆがむ

プラスチックで すごくガラスな

あなたの えがおが でてこない

 

おねぇちゃん わたしだんだん

いきぐるしくなってくるんだ

くらくらとせかいはまわって

わたしとろとろにとけていくよ

 

おねぇちゃん すくってくれるなら

わたしエンドレスなハッピーをちかおう

あなたのためになら わたしとうめいなうんめいを

すてきなグラデーションで ぬりつくせる

 

あなただけ いまも とじこめているんだ

かたいこおらの中で 小さく名前をよびます