Nagareboshi

 

 

目にうつらないものを ひとつ 抱えて

   君の目はブルー

みぞおちのへんに おいこんだくるしみを

 あたりさわらない言葉でごまかして

 

 

やさしくなりたいだけ

すみっこでじっと見ていた 小さな花みたいに

なんだか消えてしまいそうな時に

見えないところから パチンコ玉うって 君の悲しみはじきとばしたい

 

 

雲だらけで 月も見えない夜に

        あたたかい声  呼びたい

まぼろしでできた 噴水の前で

      うっとり  わき腹おさえた

 

 

やさしいことかえしたいだけ

いつから 遠まわりの遠まわり 遠まわって

やっぱり気にしている ふあんげなその目に

できるだけわかりやすい流れ星 かきあつめて見せたいんです